空前の「サードウェーブ・コーヒー」ブームの日本。そんな中、おいしいコーヒーを定期購入するウェブサービス「Canvas Coffee」から、オフィスでもグルメコーヒーが楽しめる「Canvas Coffee ONE」のサービスが始まったのをご存知だろうか?
株式会社SEED TO CUP、八木俊匡(やぎとしまさ) CEOに話を聞いた。
Q1: まずは御社の主力サービス、Canvas Coffee(キャンバスコーヒー)についてお聞きします。これは、どのようなサービスですか?
「Canvas Coffeeは『Make your Coffee, Draw your Canvas』をコンセプトに、定期購入いただいてるお客様からのフィードバックをベースにバリスタがセレクトしたコーヒーをお届けすることで、共においしさのキャンバスを描いてゆくコーヒーマッチングサービスです。
Canvas Coffee ONEはCanvas Coffeeで提供している品質はそのままに『より簡単』に『より便利』な『オフィス向け商品』という位置づけの簡易式高品質コーヒーです。
コンセプトは"Office New Experience" 1杯のコーヒー体験で生まれる新しい社内コミニケーション。自分好みのコーヒーを見つける、淹れる、想像する、という新しいコーヒー体験がきっかけとなるようなコミニケーションツールとして提案させていただきたいと考えています。」
Q2: Canvas Coffeeをローンチした際、苦労した点はありますか?
「我々は元々コーヒーの専門家であり、ECやWEBサービスについては素人でしたので全てが大変でした(笑)。
サイトの運用、更新なども一から学ぶ状態でしたので大変でしたが、特に苦労したのはフィードバックを元に行なうコーヒーセレクト方法のシステム化です。
ここはサービスの強みでもありますので今でも改善を続けていますが、おかげさまで少しずつ構築できてきました。
半年間なんとかやってこれたのは間違いなくCanvas Peopleのおかげです。やはりお客様からのリアルな声に勝るものはありません!」
Q3: どのような経緯で今回の、オフィス向けサービスを開発する事になったのでしょうか?このサービスに発展した経歴を教えてください。
「今回のサービスはお客様であるCanvas Peopleからのフィードバックによって誕生しました。
1日の大半を過ごすオフィス環境で『職場でもこのコーヒーが飲みたいんですが器具が置けない...』『複数の味わいがあるのは職場でも嬉しい』というようなお客様からのフィードバックがありました。
そこで実際にサンプルを1種類だけ作成し、試していただいたところ好評でしたので、Canvas Coffeeと同じ3種類での販売を決めました。」
Q4: 「Canvas Coffee ONE」ローンチ後のユーザーの反応はいかがでしたか?
「初期の頃は『商品バリエーションを充実してほしい』などの御意見もいただきました。
そういった中から出来ることを少しずつ改善して今に至っています。正直、こんな大変なものかと思いましたがモチベーションを維持できたものCanvas Peopleからの声です。
多くの方が、サービスに対して100%満足ではなくとも美味しさには大変多くの方に納得いただけたようで、そのことが継続率にも繋がっていると感じています。」
Q5: 今後のサービスアップデートの予定などを教えてください。
「現在開発に着手しているのがデータ分析による嗜好や感性の見える化です。現在スペシャルティコーヒーと呼ばれる高品質コーヒーはサードウェーブなどと呼ばれ認知されつつあります。
とは言え、今はまだ一方的にプロからコーヒーを提案されるという段階でしょうが、これから若い世代を中心にユーザーが育ってくると、『今日の気分にはこのコーヒー』というように自ら選ぶ時代が訪れることでしょう。
我々としてはそのような近未来が訪れるための仕組みづくりを今まさに準備しています。
またそのための開発メンバーとしてWEBエンジニアも募集中でして、特典はコーヒー飲み放題です!」
Canvas Coffee ONE (キャンバスコーヒーワン)