というのも、Halfbikeはペダルをこいで進むという点では自転車だが、サドルがなく立ちこぎ専用なのだ。こいで走行する様子は一見、トレーニングジムにある「トレッドミル」のようだ。
しかも、ハンドルは手を置くためのもので、進行方向の変換はスケートボードのように体重移動で行う。これは、一世を風靡したセグウェイを想像してもらえばイメージしやすいかもしれない。
・コンパクトにたためる!
名称からわかるように、今回のHalfbikeは2代目。オリジナルのデザインを改良し、腕が疲れないようにハンドルをつけるなど手を加えた。だが何といっても、大きな変更点は折りたたみが可能になったこと。
コンパクトにしまえるので、例えば通勤などで使ってオフィスにたたんで持ち込んだり、携帯して電車で移動し、駅からの交通手段として使ったりすることができる。重さは約8.2kg。決して軽いとは言えないが、持ち運べるので用途は広がる。
・商品化ほぼ確実、今なら399ドルで
この自転車、ブルガリアのスタートアップが開発した。根底には、「日常使いのものに遊び心を加えたい」という思いがあるようだ。
確かに、小さな後輪が2つついている点や、立ちこぎ専用というのはユニークで、道行く人の注意を引くこと間違いなしだろう。
資金調達サイトKickstarterで展開しているキャンペーン(5月3日まで)では、すでに目標額を達成しているので商品化はほぼ確実。現在、399ドル出資すれば入手できるようだ。
Halfbike Ⅱ/Kickstarter