これまで、個人向けに展開されてきた「Square Cash」のビジネス版といえるもので、事業主の手数料は送金額の1.5%と低いのが売り。また、ビジネスだけでなく寄付を募ったりするのにも使える。
・受け取る側の情報をタグ化
Square Cashの場合、送金してもらうには受け取る側の電話番号やメールアドレスを相手に知らせる必要があった。しかし、今回の$Cashtagsでは、「$TaroYamada」などと名前を使ってタグを作り、「cash.me/$TaroYamada」を案内すれば送金が受けられる。
もちろんタグを作るにあたっては受け取る口座情報などを入力する必要があるが、タグ化することで個人情報を出すことなく相手に入金を催促できる。
送金する側にしても、アプリ(iOS、Android)かウェブで$TaroYamadaにアクセスし、デビットカードの番号と金額を入力して「PAY」をクリックするだけと手軽だ。送金はものの数秒で完了するという。
・手数料はカード決済の半分
また、このサービスの手数料は1.5%と、Squareカード決済の3.25〜3.75%よりも安い。コストを抑えられるというのは、小規模の事業者にとってはマーケティングする上で大事な要素。ビジネスの強い味方となりそうだ。
また、慈善活動などで寄付を募るときにも、手数料が小さいので慈善活動に充てられる額がそれだけ大きくなる。
ちなみに、個人間でもこのサービスは利用でき、その際の手数料は発生しないので、個人の貸し借りなどを清算するツールとしても使えそうだ。
Square Cash