・超小型!スティック型のコンピュータ
今年1月にラスベガスで開催された、家電やコンピュータの見本市“CES2015”。そこでお披露目された、Intelのスティック型コンピュータ「Intel Compute Stick」が、プレオーダーをスタートした。PCの小型化が進む中、これまでより圧倒的に小さく、既存のイメージを覆す、まさに新世代のコンピュータだ。
・小さくても抜群の性能
大きさは、およそ10cm程度というコンパクトさ。Windows 8.1あるいはLinuxがプリインストールされている。クアッドコアIntel Atomプロセッサが搭載されていて、十分なスピードとパワーを発揮。ワイヤレス接続機能も内蔵されている。マイクロSDカードスロットもあるので、外部ストレージも利用可能だ。
HDMIコネクタがついており、スティックコンピュータをモニターやテレビに接続すれば、デスクトップの機能がいつでも使えるというわけだ。
・WindowsまたはLinux版の2タイプ
「Intel Compute Stick」は、ECサイトのAmazonとNeweggでプレオーダーを受付しているが、現在すべて売り切れ状態となっているほどの人気ぶり。
2GBのRAM、32GBのストレージで、Windows 8.1がプリインストール済み、価格は150ドル。ただし、NeweggではLinux版も取り扱っており、同性能で110ドルとなっている。正式なオーダーは4月24日スタートの予定。
実は、スティック型PCの開発をしているのはIntelだけではない。Asusも「Chromebit」という製品開発に着手しており、こちらはChromeのオペレーティングシステムで起動するもの。今夏に予価100ドルで販売を予定しているという。
これからのPCは超小型のスティック型が当たり前、なんていう新時代も近いのかもしれない。
Intel Compute Stick