・世界初、音楽家のためのウェアラブル
今回紹介する「Soundbrenner Pulse」は、そんな音楽家たちをサポートするためのデバイス。音を鳴らして一定のリズムを刻む普通のメトロノームとは違い、いわば“振動メトロノーム”とでもいうべき、ウェアラブルデバイスなのだ。
・Indiegogoでキャンペーン開催中
ベルリンの音楽家たちによって結成されたSoundbrennerというチームが開発しているもので、現在、資金調達プラットフォームIndiegogoでキャンペーンを開催している。
・振動でリズムを伝える
スタイリッシュな見た目の「Soundbrenner Pulse」は、ユーザーの腕や足に装着する音楽ウェアラブル。大きさは、一般的なスポーツ時計より少し大きいくらいだ。
振動という触覚的なフィードバックとして、ユーザーに正確なリズムを教えてくれる。その強さは、スマートフォンのバイブレーションと比べると、最大6倍の強さだという。
・専用のスマートフォンアプリを用意
「Soundbrenner Pulse」はBluetoothに対応しており、専用のSoundbrennerアプリを通じて、スマートフォンと連動する。1台のスマートフォンで、最大10の「Soundbrenner Pulse」デバイスをコントロールすることが可能。バンドの各メンバーと同期し、グループで同じリズムを保ち、練習や本番に生かすことができるだろう。
・表面をタップしてリズムを入力
「Soundbrenner Pulse」には、BPM (beats per minute) Tap機能があり、デバイス表面をタップするとタッチセンサーが作動し、アルゴリズムがタップされたテンポをキャッチして、振動リズムへと変換する。
他にも、本体のホイール部分を回す方法、アプリを通じて、ビートの数値を調節する方法もあるという。感覚的な操作がよいのか、きっちり数値で調整したいのかは、ユーザーの好み次第。
・LEDライトで好みのカラーに
また、このデバイスにはLEDライトが内蔵されていて、ビートと連動して明滅するようになっている。ライトの色は赤、黄、青など好きな色を選択可能なので、好みや気分に合わせてチェンジできる。
逆に、目立たないよう“discreet”モードにすることも可能。パフォーマンスのビジュアル面という意味でも楽しめそうだ。
既存のメトロノームのコツコツ音で、演奏を邪魔されることもない、このクールなウェアラブルデバイス。あなたのバンドにも取り入れてみては。
Soundbrenner Pulse