今年5月、香港のMango Animateは、リアルなAIアバター動画が作成できる無料のAI動画生成ソフト「Mango AI」をリリースした。

Mango AIは、音声からリアルなアバターのAI動画を作成する無料のソフト。初心者から経験豊富なクリエイターまで対象ユーザーは幅広く、新進起業家などは時間とリソースの節約が可能になる。

テキストを動画に変換する「Mango AI」

Mango AIの特徴は、テキストをアニメーションに変換できる点だ。この独自機能により、ユーザーは自分の頭の中に描いていることを容易に視覚化することができる。

テキストを入力し、適切なAI音声を選択するだけで、従来の動画編集のような手間をかけずに、魅力的な動画を簡単に作成することができるのだ。

Mango AIにはごく自然な音声が搭載されているため、視覚の面からも聴覚の面からも、魅力的なAI動画が生成できるソフトだといえるだろう。

直感的なUIデザインで、初心者でも簡単に利用可能

Mango AIのUIデザインは直感的でユーザーフレンドリーだ。基本的なPCの知識があれば、誰でも簡単にこのソフトを使って動画を作成することができる。

要するにMango AI使えば、プロ並みのビデオを作成するのにビデオ編集の専門知識が不要になるわけだ。

Mango AnimateのCEOであるWinston Zhang氏は「私たちは、どんな世代の人でも、できるだけ簡単に、また柔軟に動画を作成し、説得力のあるメッセージを伝えられるようなAIの開発を目指しています」と、Mango AIのより幅広い可能性について語っている。

Mango AIは、AI動画作成インターフェースの一部として、多くの動画背景を提供し、またコンテンツにプロらしさを加えることで、さらに一歩進んでいる。

「顔の入れ替え」機能でクリエイターを強力にサポート

Mango AIはAI動画生成ソフトの中でも人気があるが、その理由の1つに「顔の入れ替え機能」がある。例えば、Mango AIを使うと、クリエイターは原稿と自分のポートレート写真をアップロードするだけで、パーソナルな動画を簡単に作成することができる。

これにより、クリエイターが原稿を暗記してカメラに向かって話す作業が要らなくなる。こうした機能は、コマーシャル動画や教育動画を作成する際に特に効果的で、かつ重要になってくる。

視聴者のエンゲージメント率向上にも寄与

Mango AIが生み出す独自性は、視聴者のエンゲージメント率を高めるのにも役立ち、コンテンツと対話する見込み客のデータ収集やリターゲティングにも有用だ。

さらに、Mango AIでは男性、女性、子どもの声を含む、さまざまなAI生成音声をユーザーが選択できる。ナレーションとAIアバターの顔を一致させれば、視聴者は違和感なく動画を視聴できるため、エンゲージメント率の向上が見込めるだろう。

アニメーションソフトを提供するMango Animate

Mango Animateは、アニメーション動画を容易に作成できる独創的なアニメーションソフトのプロバイダー。同社のソフトは、スキルや経験に関係なく、誰もが動画を作成できるように設計されている。MPAの広範なコレクションを備えており、魅力的なアニメーション動画作成のための豊富なツールとリソースを提供する。

参考・引用元：
Mango Animate
PR Newswire

（文・せな）