「いつでも手軽に購入できるのだから、どのメーカーを選んでも大差ない」という、商品のコモディティー化が危ぶまれている。現在の市場に必要なのは、購入者の物欲のみならず、精神を満たす体験ではないだろうか。
そこで紹介したいのが、「tsumikii」というサービス。自分のアイデアを形にできる、オープン開発型のコミュニティサイトである。
・開発ミーティングをネットでライブ配信
「tsumikii」では、消費者がメーカーと協働して価値を創り出す「価値共創者」となり、初期段階から製品開発に関わることのできる環境作りを提供している。まず、ユーザーは自分のアイディアをサイトに投稿。そのアイディアを「tsumikii」のコミュニティーメンバーが評価し、検討ミーティングをインターネットでライブ配信する。そこでコミュニティメンバーの意見を広く取り入れながら、最終的に、練られたアイデアを実際の製品にしていく。
・ものづくりに携わりたい人におススメ
参加の対象となるのは、技術者(IT、ものづくり系)、スタートアップ従事者、そして、本サイトで開発される製品のコンシューマーとなりうる人たち。現在はβ版だが、開発ミーティングであるオープンディベロップメントは、既に公開済みだ。
クラウドファンディングより、さらに1歩踏み込んだ感がある本サービス。商品開発に興味がある人、ものづくりに携わりたい人、一度サイトを覗いてみてはいかがだろうか。
tsumikii