今回紹介するのは、脳波の状態に合わせて選曲された音楽を聴くことでリラックス効果が得られるというヘッドセット「Melomind」。科学的にストレス状態を分析し、1回のセッションが最大15分と手軽にストレス緩和できるのがポイントだ。
・センサーで脳波を測定
フランスのスタートアップ「myBrain Technologies」が開発中のMelomindは、耳当てパッドのないやや太めのヘッドセット。専用のアプリをダウンロードしたスマートフォンとBluetoothで連携する。
ヘッドセットを装着すると、内蔵センサーが脳波を測定し、そのデータはアプリに送られる。データを分析してストレスのレベルなどを算出し、その結果に合わせて音楽が選択されるという仕組みだ。
・脳波の変化を“見える化”
音楽はヘッドセットから流れ、ユーザーはその音楽を聴くだけで、リラックスできるのだという。ちなみに、音楽は別のイヤホンを使って聴くこともできる。
面白いのは、脳波の変化をアプリで確認できること。緊張が緩んでいく様子を“見える化”することで、ユーザーは安心感を得られる。
確かに、ストレスは見えにくく、しかも自覚できないときもある。だからこそ、こうしたガジェットでキャッチして早めに対処するといいのかもしれない。
現在、299ドルでプレオーダーを受け付けていて、今年後半にも発送される見込み。
Melomind