・何度でも再利用できるノート
「Rocketbook」は、手書きでページを埋めていき、最後まで書き終えたら、書いたものをデジタル化してクラウド内に保存し、その後ノートはキレイさっぱり白紙に戻して何度でも再利用できるというスグレモノだ。
「Rocketbook」のノートは、一見いたって普通の紙のノート。ただ、ノートの各ページ下部に7つの異なるシンボルマークが記載されている点だけ少し異なる。このシンボルマークは、Dropbox、Evernote、Google Docs、emailなどのサービスを示していて、それらと連動するようになっている。
・手書きデータをデジタル化、クラウドに保存
ユーザーはシンボルマークに印を付けて、内容を保存しておきたいサービスをページごとに設定することができる。専用のスマートフォンアプリを通じてページをスキャンすると、自動的にページのデータがデジタル化され、あらかじめ選択したプラットフォームのクラウド内に、即座に保存されるという流れ。
・電子レンジで30秒チンするだけで消える
さて、スキャンしてデータを保存した後のノートはどうするのか。ノートを電子レンジに30秒かけると…あっという間に白紙のページに逆戻り、何度でも使えるというわけ。ただし、「Rocketbook」では、Pilot FriXionペンを推奨している。このペンには特殊な熱感知インクが使われていて、高温にさらされると、インクの色が消えたように見えるというものだ。
・目標資金額の10倍を突破
ノートはマイクロ波にも対応できる安全なつくりになっていて、溶けたり、発火したりする恐れはないという。目標額2万ドルに対し、早くも29万ドルを超える資金を集めている「Rocketbook」。発売は7月の予定。ローンチが楽しみだ。
Rocketbook