・車や電車との組み合わせを提案
電動アシスト自転車といえば、大きくて重いものが多いが、フォードが開発中の「MoDo:Pro」「MoDo:Me」はすっきりとしたデザインでコンパクト。
デモビデオでは、折りたたんで車のトランクに入れて運んだり、手に持って電車に乗ったりするシーンが紹介されている。渋滞する街中や、公共交通機関のないところなど、車や電車と組み合わせて使用するというコンセプトで開発されているようだ。
200ワットモーター、9アンペアのバッテリーを搭載し、最高速度は時速25キロとなっている。
・センサーが危険を察知
自転車のボディにはセンサーが組み込まれていて、後ろから猛スピードでやってくる自動車などをキャッチしたら、ハンドルの振動で乗っている人に注意を促すなどの機能がある。
また、ハンドル部分にはiPhoneドックがあり、専用アプリでは目的地までの最短ルートなどを調べられるほか、周辺の駐輪場や充電スタンドなど各種情報も提供される。
安全性と利便性を兼ね備えたこのスマート自転車、このほどスペインで開かれた世界最大規模の携帯通信見本市で発表された。現段階では、フォードの社員がテスト使用中で、発売は未定となっている。
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