そこで今回は、家庭で役立つ今週発売のおすすめガジェットを3つ紹介していく。
クラファンで目標金額を達成!AI搭載ハーネス「AirLeash」
犬を飼っている家庭のなかには、ペットを公園やドッグランへ連れた際に「愛犬が遠いところまで走ってしまい、危うくはぐれるところだった」という経験をした人もいるだろう。ペットを心配する一方で、のびのびと走ってほしいという気持ちもある…そんな飼い主の悩みに応えてくれるのが、ペットテクノロジーのパイオニアであるPawCodeのAI搭載ハーネス「AirLeash」。
現在、クラウドファンディングサイトのINDIEGOGOでプロジェクトを実施しており、執筆時点(2024年2月8日)で目標金額を達成している。
AirLeashはスマートなアルゴリズムを備えており、犬の加速を直感的に検出してガイドすることが可能。飼い主が付属のリストバンドをワンクリックするだけで、ペットを優しく誘導して、必要なときにペットを近くに呼べる。
専用アプリと連動しているのも、AirLeashの魅力だろう。スマート4G/GPS/UWBテクノロジーを統合し、飼い主がクリックするだけでペットの位置が表示される仕様だ。
また、アプリを活用して目に見えないフェンス「仮想境界線」を作成することも可能。飼い主はアプリをタップするだけで、仮想プレイグラウンドを作り、愛犬が指定したエリアのなかで楽しむ様子を見守ることができる。
ペットが仮想境界線に近づいた場合は、警告としてビープ音が鳴る。そのままペットが進み続けると、AirLeashが優しく振動して注意を引き、エリア内に戻してくれるそうだ。なおバッテリーは最大8時間持続。IP65相当の防水性を備えているため、雨のなかや湿った川辺でも利用できるという。
豊富なテクノロジーを備えた、まさに“デジタルリード”とも呼べるAirLeash。砂浜や賑やかな公園や静かな湖畔など、あらゆる環境においてペットの自由と安全を守るアイテムとして重宝されそうだ。
参考元:INDIEGOGO
吸盤式の光る防水スピーカー「MS-010」
シャワーを浴びているときや、キッチンでお皿洗いをしているときなど、ラジオや音楽を聴きたいものの「スピーカーが濡れないか不安」「安定しない場所だと位置のズレや落下が怖い」と悩む人もいるのではないだろうか。そこでおすすめしたいのが、大阪府を拠点に家電・雑貨を企画販売するライソン社のBluetoothスピーカー「ウォータープルーフ ライティングスピーカー MS-010(以下、MS-010)」だ。
MS-010は吸盤が付いたワイヤレススピーカーで、壁やテーブルにくっつけることが可能。IPX4相当の防水機能を備えており、アウトドアやキッチン、浴室など、水しぶきがかかるようなシーンでも利用できる。
また、シーンや気分に合わせて変更できる3種類のライトモードも搭載。音楽とともにカラフルなライティングで、バスタイムやアウトドアシーンを盛り上げる。スピーカーだけでなくマイクも内蔵しているため、通話もできるというのが便利だ。
サイズは直径約9センチとコンパクト。約1時間の充電で最大約12時間連続再生できるため、持ち運びにも最適だろう。自分の好きな場所で、ハンズフリーで音楽や通話を楽しみたい人は要チェックだ。
参考元:
ライソン 公式サイト
ライソン プレスリリース
Aqaraの「スマートカメラ E1」が日本上陸
3つめに紹介したいのが、loTスマートホームデバイスを開発・販売する中国ブランド“Aqara”がAmazon公式サイトにて販売を開始した「スマートカメラ E1(以下、E1)」だ。2016年に設立されたAqaraはスマート照明、人感センサー、開閉センサー、見守りカメラ、スマートロックなど30を越えるカテゴリーの製品、1100以上の完全統合型スマートデバイスを展開するプロバイダー。これまで北米、ヨーロッパでAmazon店舗を展開し、170以上の国と地域で製品を提供している。
今回、そんなAqaraが日本へ進出し、スマートホームデバイス7種の販売をAmazon公式サイトにて開始。そのうちの1つがE1だ。
Alexaに対応!音声で操作できるAI見守りカメラ
E1は、2304×1296ピクセルの高解像度(300万画素)センサーと広角F2.0レンズで、鮮明に監視できる見守りカメラ。360°の視野角を実現し、人物追跡機能を強化している。ビデオの録画や人物検出時の自動トリガーといった高度な機能をサポートしており、AI人物検知、自動追尾なども可能だ。エンドツーエンドの暗号化とローカル認識を含む「HomeKit Secure Video」をサポート(iCloudサブスクリプションとApple Homeハブが必要)しており、データを保護し自宅でのプライバシーを守る。またApple HomeやAmazon Alexa、Google Assistantなどのプラットフォームと互換性があり、たとえば「Alexa、子ども部屋を見せて」といった音声での操作が可能だ。
当日発売されたAqaraのハブやセンサーと組み合わせれば、振動や水漏れ、ドアの動きなどを感知し、E1が自動的に回転して何が起こっているかを記録するといった使い方ができる。留守番中の子どもやペットの見守り、防犯対策として家をスマート化したい家庭には最適だ。
参考元:PR TIMES
(文・Haruka Isobe)