![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2024/01/sunexchange.jpeg)
Sun Exchange公式サイトより引用
![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2024/01/sunexchange_people.jpg)
Sun Exchange公式サイトより引用
発電量に応じて運用利益の一部がユーザーに還元される仕組みになっていて、ユーザーはいつでもウォレットからBitCoinで出金可能だ。パネル単位ではなくセル単位で出資が可能なため、比較的安価にプロジェクトに参加できることが魅力となっている。
日照時間の短い英国出身CEO、南アに移住して起業
設立者のAbe Cambridge氏はもともと、英国で太陽光パネル会社を設立・運営に携わっていた人物。事業の一環として南アフリカを訪問したことがSun Exchange設立のきっかけになったという。イギリスと違って(イギリスの年間日照時間は約1500時間、冬場は1日2時間を切ることも)日光がふんだんに降り注ぐ気候でありながら、建物の屋根にソーラーパネルがないことに衝撃を受けたのだ。![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2024/01/sunexchange_CEO.jpg)
Sun Exchange公式サイトより引用
Sun Exchangeの強みは、Bitcoinが使える点にもある。Bitcoinなら、国を問わず南アフリカへの送金・出金が容易となり、グローバルに出資者を募れるからだ。遠隔地であっても気軽に参加できることから、出資者は180ヵ国から集まっているという。
SDGsや脱炭素の取り組みとしても注目したい
Sun Exchangeの太陽光発電プロジェクトで創出された電気は、南アフリカの学校や病院、工場や農場などの電力に使われている。すでに82のプロジェクトが稼働中で、随時新たなプロジェクトが考案されている。太陽光に恵まれていながら、南アフリカ共和国の電力不足は深刻で頻繁に停電が生じている。同社のプロジェクトが活性化することで、こうした電力不足の解決につながることが期待できるだろう。
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Sun Exchange公式サイトより引用
引用:Sun Exchange 公式サイト
(文:MI001YOU)