そんなスマホユーザー向けに開発中なのが、自家発電を可能にする「VAGA HandEnergy」。PCマウスのようなデバイスを手に持ってクルクル回すだけで発電され、スマホなどの端末を充電できるというものだ。
・必要なのはハンドパワーのみ
ソーラー発電と異なり、手で回しさえすればいつでもどこでも発電できるというのが最大のメリットだ。
開発を手がけたアイルランドのスタートアップによれば、デバイス内部に二軸のロータージャイロスコープがあり、円を描くように動かすだけで発電される仕組み。
なので、例えばキャンプの夜、火を囲みながらVAGA HandEnergyを振ってつないだ端末を充電する、といった使い方ができる。また、日常で使えばささやかながら電気代の節約にもなる。
・コンセントにさして使用も
しかし、急いでいるときに手で動かして発電するのは正直面倒だし、時間もかかる。そんなときは、普通にコンセントにさして充電器として活用するといい。
どちらかというと、キャンプなどのアウトドア時や停電などでコンセントから充電できないという非常事態に備えて持っておけば便利なグッズといえそうだ。
現在、資金調達サイトIndiegogoでキャンペーンを展開中で、39ドルの出資で入手できる。プラス20ドルで海外への発送にも対応する。キャンペーンは3月14日まで。
VAGA HandEnergy/Indiegogo