そんななか、カンボジアのスタートアップ界において注目を集めているのがBeeBush社だ。同社は2018年にプノンペンで誕生し、SNS「BeeBush」を展開している。
世界中のユーザーが交流できるSNS「BeeBush」
BeeBushは、世界中のユーザーが交流できるソーシャル ネットワーク。ほかのSNSと同じように、テキストやリンク、写真やビデオを投稿して、ほかのユーザーと共有できる。一般ユーザーが自分にとってクールで興味深いものを友人や家族に見せたり、企業ユーザーが製品やサービスに関連する投稿をして、消費者の関心を集めたり…といった使い方も可能だ。
実際にBeeBushアプリを確認してみたところ、投稿に「♡(いいね)」を押したり、コメントを残したりする機能を発見。ユーザーのアイコンをタップすると、過去の投稿やフォロワー数などを閲覧できた。
検索機能もあるため、ユーザー自身が関心のある投稿をチェックできそうだ。
1億人のネットワーク確立を目指して
BeeBush社は2つの目標を掲げている。1つ目の目標は、少なくともユーザー1億人のネットワークを確立すること。世界中の1億人が前向きな交流や健全かつ生産的な議論に参加できるよう、支援していく。
2つ目の目標は、数億のベンチャー キャピタル ファンドを調達すること。同社は自社プラットフォームを信頼しており、今後これまでハイリスク、ハイリターンになる可能性が高かったベンチャーキャピタルに対して「市場リスクがないこと」を証明するという。
若手起業家やテック専門家への影響
BeeBushは、カンボジアの若手起業家やテック専門家たちに、新たなインスピレーションとチャンスをもたらしている。地元テックセクターの発展は、カンボジア経済全体に新たな活力を注入し、国際的な投資家からの注目を集める可能性を高めている。今後もBeeBushの発展に注目していきたい。
参考・引用元:
BeeBush Web
BeeBush App Store/Google Play
文・Alley(有吉隆浩)