台湾とG7との双方向貿易額において、日本はアメリカに次いで第2位、2022年の双方向貿易総額は882.4億ドルにのぼる。また、台日間のビジネスや観光の往来は2019年に707万人と、両国の交流は非常に頻繁だ。
そこで台湾・台北に本部を構える台湾貿易センターは、成熟市場拡大戦略の一環として2023年11月9日(木)~11日(土)の3日間、台湾の最新技術が一堂に会する「TAIWAN EXPO 2023 in Japan」を東京・新宿にて開催する。
同イベントでは「スマート・サステイナブル・リビング」をテーマに、台湾企業による約260ブースが出展される予定だ。来場者はDXやGX技術を衣食住・交通・娯楽・医療などの日常生活に応用した、台湾の最新テクノロジーを体験できる。
台湾の最新テクノロジーが集結する「TAIWAN EXPO」
「TAIWAN EXPO」は、台湾産業の実力とデジタルライフの美学の最高水準を示す展示会。2017年の初開催以降、マレーシア・インドネシア・インド・フィリピン・ベトナム・タイ・アメリカの7か国11都市で計30回開催され、世界各国と台湾企業のアイデア交流や協力関係の構築を行うプラットフォームとなっている。
本年度は日本の最新産業動向を踏まえたうえで、台日企業の協力可能性を引き出すことを目的に、約260ブースの台湾企業による展示と2つのフォーラムを企画。
スマートホーム・スマートモビリティ・スマートオフィス・スマートヘルスケア・TAIWAN DX・Taivers(メタバース)など、全11種類の展示テーマを設け、台湾産業の優れたDX・GXの技術を体験できる場を提供する。
電動モビリティやバーチャル試着室などの体験を企画
展示テーマを一部紹介しよう。まずは、マイクロモビリティの活用とエネルギーの応用でCO2排出ゼロの実現へ向けた技術を体験できる「スマートモビリティ」。スマート機能を備えた最新のYouBikeや電動自転車、交通システムなどを展示する予定だ。続いては省エネ・SDGs・デジタルスマートをデザインコンセプトにした空間、スマートハウスを展開する「Smart Living」。6つのエリアに75の製品を展示するほか、光のマジカル体験、バーチャル試着室、Taiwan Excellence World“ VR体験なども用意するという。
テクノロジーと医療を融合した「スマートヘルスケア」では、最新医療テクノロジーを活用した、場所を選ばない最適なソリューションを提案。予防・治療・ケアを提案し、健康と生活の質を向上させる最新技術を紹介するとのことだ。
台湾の最新技術を体験してみたい人は足を運んでみてはいかがだろうか。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000131732.html
TAIWAN EXPO 2023 in Japan 特設サイト:https://taiwanexpojapan.com/ja/index.html
(文・Haruka Isobe)