そして韓国企業Celluonから間もなく発売されるPicoProは、iPhone 6プラス大というコンパクトさでありながら、1920×720ピクセルという高解像度を誇る。しかもワイヤレスで連続2時間も作動するという、かなりグレードアップしたものとなっている。
・重さ190グラム、持ち運びもラクラク
PicoProはプロジェクター部分と、各種ケーブル端子をつなぐ部分の2つからなる。2つを合体させた大きさは約15×7.6×1.3センチとiPhone 6プラスより一回り小さい。重さもわずか190グラム。
いかに小型かという点に加え、モバイルプロジェクターで重要なのが画質。先に述べたようにPicoProは高解像度、しかも8万:1の高コントラストなので、まず満足のいく画質が得られるだろう。
・使用中の騒音を抑制
その他のセールスポイントとしては、レーザー光源なので焦点合わせが自動であることが挙げられる。また、作動時の騒音をかなり抑えていて、同社は「ノイズフリー」とうたう。
大型で、焦点合わせももちろんマニュアル、そして作動音がうるさかった一昔前のものを比べると、格段の違いといってもいいだろう。
家族や友達とモバイル端末内の映像を一緒に見るときにホームシアター風に使うのもいいだろうし、もちろん会議やプレゼンテーションといったビジネスシーンにも活用できる。
iOSデバイスと連携するこのPicoPro、先月米国で開かれた世界最大の家電見本市CESで発表された。発売日はまだ明らかではないが、価格は349ドルを予定している。
Celluon