これにより、海外販路開拓力の強化や新規事業の創出などについて、協議を進めていきます。
国内の中小企業の輸出事業を支援するスタンデージ
2017年3月設立のスタンデージは、ブロックチェーンとデジタル通貨を活用した国際貿易決済システムの開発をはじめ、貿易業界のDXに関わる各種プロダクトの開発を手がけてきました。2017年12月にナイジェリアオフィスを設置し、2021年にケニア・南アフリカ・エジプトに現地法人を設立しています。
2022年には、輸出事業への参入を目指す中小企業向けに、貿易業務をワンストップで支援するサービス「デジトラッド」を提供開始。国内企業の海外進出や地方創生、日本の輸出高拡大に貢献すべく取り組んでいます。
「デジトラッド」では、販路開拓や販売先との交渉・契約・決済、貨物配送を支援。代金回収を保証する仕組みや、貿易業務の工数を大幅削減できる自動化システム、取引規模を問わない支援など、海外進出成功に必要な業務をサポートします。
「デジトラッド」での市場調査などにおける課題
「デジトラッド」では、顧客企業の製品を海外で販売する際、事前に現地へのサンプル送付や市場調査・競合調査を行います。このとき得る情報は正確な最新情報でなければなりません。そのため、販売先が自社拠点のない地域の場合は、社員が現地に出張する、もしくは現地の協力会社などに委託する必要がありました。
海外販路開拓力の強化や新規事業の創出を協議
そこでスタンデージは、日本最大級とされる旅行サイト「エアトリ」などを展開する株式会社エアトリと提携。スタンデージの海外販路開拓力の強化、現地のマーケット情報をリアルタイムかつ多角的に入手することが可能となるような施策について、協議を進める見通しです。
また、旅行×ITで業界をリードしてきた株式会社エアトリと、ブロックチェーンやシステム開発のノウハウを蓄積してきたスタンデージが、それぞれの知見を持ち寄ることで、新たな取り組みや事業を創出すべく協議を進めていきます。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000033629.html
「デジトラッド」サービス公式サイト:https://standage.co.jp/digitrad
(文・Higuchi)