仮想空間(メタバース)に新たな教育の場を提供することで、学びの効率化・多様化を支援します。
変化する学びのあり方
文部科学省は、近年の社会変化に伴い、知識を活用して付加価値を生み出し、新たな社会を創造する人材や、国際的な視野を持ちつつ他者と協働して課題解決を行う人材の育成を教育課題として位置づけており、その解決手段としてICTの活用が求められています。教育現場では、同省が推進する「GIGAスクール構想」などを背景に、デジタルを活用した学びの機会が拡大。近年では、探求学習やアクティブラーニングなどを通じた学習やAIやVRなどの先端技術の活用も検討され始めているようです。
NTTグループが目指す学びの場
![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2023/08/sub1-48.png)
「地理的・時間的制約の解消」「仮想空間だからこそできる体験の提供」「学習効率の向上」「能動的な学びの場の提供」を目標に掲げています。
同サービスを通じ、メタバース学習という新たなICT活用の選択肢を教育現場へ提供するだけでなく、例えば不登校の児童生徒たちへ新たな学びの場を提供し、社会との接点を築く機会となることを目指します。
教室・集会所・面談室を備えた「3D教育メタバース」
![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2023/08/sub8-3.png)
教室
![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2023/08/sub2-38.png)
【利用シーン】ブレイクアウトルームでのグループワーク
音声会話は、近くにいると声が大きく、遠くにいると声が小さく聞こえるなど対面での会話のような感覚が味わえる仕組み。発話内容は、文字起こし・翻訳ができます。また、同じルーム内にいるアバター同士でテキストによるやり取りも可能です。
このほか、PDF・動画・画像などのファイル共有、Googleクラウド対応、管理者アカウントでのNGワード設定、音声・チャット・映像データ・出席者ログの保存などの機能もポイントでしょう。
![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2023/08/sub3-10.jpg)
【利用シーン】面談室での進路相談
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000023803.html
「3D教育メタバース」公式サイト:https://nttsmc-edu-metaverse.com/
(文・Higuchi)