今回は「メディカルAIアシスタント」の概要や、実際に使ってみた様子を紹介します。
時間や場所を問わず相談できる
「メディカルAIアシスタント」は、LINE上で24時間患者の問い合わせに迅速に対応するChatGPTベースのAIチャットです。患者は時間や場所を問わず、手軽に健康相談を行うことができます。健康相談や一般的な医学的情報の提供を目的としているため、患者の個別の症状や疾患に対する具体的な診断や治療法の提供は行っていませんが、健康相談や一般的な医学的情報の提供とともに、患者に専門医療機関への受診を促し、正確な診断と適切な治療をサポートします。
「メディカルAIアシスタント」に健康相談してみた
実際に「メディカルAIアシスタント」を使って、健康相談をしてみました。まず「メディカルAIアシスタント」をLINEで追加します。「初めまして」と送ると返信に加え、「健康相談」「T‐LAB.プレスリリース」「提携クリニック」「T‐LAB.とは?」と4つの選択肢が表示されました。
今回は「健康診断」をタップし、「左足のすねが2日間前から腫れて膿んでしまっている。リンデロンを塗ったら悪化してしまった」と詳しく状態を送信。その後1分も経たずに長文の返答がきました。
冒頭には、“深刻な状況”や、“早急に医師の診察を受けることをおすすめします”といった言葉が並んでおり、症状の説明や、診察の際の助言など、患者に寄り添った的確なアドバイスが返ってきました。
「電話で症状について聞くのはハードルが高い」「病院に行った方がいいのか判断がつかない」といった人が、受診を決断するきっかけになりそうです。
個々の健康管理への関心が高まるなか、AI技術の進歩によって、さらに高度な健康支援や予防ケアの提供にもつながることが期待されます。
参照元①:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000126775.html
参照元②:https://techable.jp/archives/216755
(文・我妻歩実)