普通の自転車が電動自転車に変身!
それなら、Falco e-motorsが制作している「Fusion Sports Drive System」がピッタリだろう。これは、ペダルをこいで進む普通の自転車を、電動自転車に変えてしまうキットである。しかも、ユーザーの心拍数をキャッチして、パーソナルなアシストをおこなう機能がある、スマートなツールなのだ。
このキットは、電気駆動モーター、バッテリーパック、コントロールユニットの3つのパーツから構成されている。電気駆動モーターは自転車の後輪に、バッテリーは自転車のフレーム部分に、コントロールユニットはハンドル部分に設置するよう設計されている。
ペダルをこぎ始めると、電動アシスト機能がオンになる。ペダルを一生懸命こげばこぐほどモーターが活性化し、ペダルを優しくこぐと、モーターは静かに動作する。コントロールユニットから、モーターの出力の上げ下げを調節することも可能だ。
心拍数をキャッチ、専用アプリから操作も
また、このキットにはスマートフォンと接続する機能があり、専用アプリを通じて、活動状況を追跡。ユーザーはどれくらいのカロリーを消費したいのか設定ができる。
その設定した運動の目標に応じて、リアルタイムにユーザーの心拍数をキャッチ。もし、設定目標は高いものの、心拍数が高すぎる場合には、電動モーターが働き、サポートを開始。反対に目標より低すぎる場合には、サポートをオフにする。
その他アプリには、ルート履歴やソーシャルシェアできる機能も用意されている。自転車向けのツールは数多く出回っているが、このようにユーザーの心拍数の現状に合わせて、モーターのサポートを調節してくれるものは画期的だし、既存の自転車に搭載できる点もアドバンテージだろう。
Fusion Sports Drive System