中小製造業向けの自動日報作成・原価管理ツール「軽減くん」を開発した岡田電機工業株式会社（以下、岡田電機工業）は、本格的な外販体制を整えるため、2023年6月に会社分割をして株式会社FACTORIZEを新設。

2023年8月より、「軽減くん」を1アカウント 月額（税込）1,000円で本格的にリリースしました。

情報を規格・定型化し、すべての業務を見える化

※管理者画面から確認できる現場のリアルタイムの状況

「軽減くん」は、一般的にデータ化しにくいと言われる、人が関与する業務をQRコード化し、スマートフォンで読み取ることでデータ化するクラウドシステムです。クラウド管理のため、リアルタイムでデータの確認・集計・分析が行うことができ、自動的に日報も作成します。

日報では業務時間、休憩時間、未登録時間を自動で色分け。現場の担当者は業務結果の入力（ex.生産数量や不良数量）やコメントを記入して管理者に伝えることが可能です。管理者は「いつ・どこで・誰が・何を・何した」が一目でわかります。

同サービスは紙の日報や集計などの負担を軽減し、現場もその管理者にも余裕をもたらします。その余裕により、生産性改善や働きやすい現場環境構築がどんどん進むでしょう。

中小製造業の根深い課題に立ち向かうツールとして開発

「軽減くん」は、『超アナログ』『超属人的』『超オリジナル』といった中小製造業の根深い課題に立ち向かうツールとして開発され、約2年半の時を経て完成しました。

中小製造業では外国人ワーカーやシニアワーカーも多く従事していることを踏まえ、直感的に操作できることを第一に設計しています（岡田電機工業では、20歳～79歳までの日本人、ベトナム人、フィリピン人、ペルー人が「軽減くん」を利用）。

株式会社FACTORIZEは、「軽減くんを中小製造業のスタンダードとし、多くの中小製造業と共に進みたい」という強い想いで、今後のシステムの機能追加含め拡充させて取り組んでいく方針です。

参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000124742.html

株式会社FACTORIZE 公式サイト：https://factorize.jp/

（文・我妻歩実）