この経験をいかし、港湾工事におけるドローン土木測量において、工事の効率化と正確性の向上を図るために、独自の自社システム「AIR_INSIGHT(AI Construction)」と「AIR_INSIGHT(WebDOM)」を開発しました。
ドローン測量から見積までをAIで半自動化
2つのシステムは、業務の効率化や正確性・安全性の向上を実現するだけでなく、ドローン測量〜点群データ取込み〜3D化〜施工管理表〜見積まで、一気通貫で半自動AI生成を実現します。「AIR_INSIGHT(AI Construction)」は、主にユーザーが操作し、3D点群データ取り込み・点群データのビューワー・見積算出・施工計画書などを半自動生成するシステム。
また「AIR_INSIGHT(WebDOM)」は、ドローン測量した点群データの変換・処理を実施するシステムとなっています。
株式会社yan’sは、今後も効率性と品質向上を追及し、港湾工事と海洋土木の分野でリーダーシップを発揮することを目指すとのことです。
株式会社yan’sのドローン配備
株式会社yan’sでは、日本政府の支援も受け、SONY製ドローン「Airpeak S1」2台と、DJIのFPVドローン4台を購入しました。「Airpeak S1」は、産業利用に必要な機能を提供する各種アクセサリー(別売)を搭載することで、より正確な飛行と高精度な撮影を実現する測量用のドローン。アクセサリーには、ジンバルやRTKキットなどがあります。
自在に操れる機体を中心に、送信機、アプリケーション、クラウドを連携。飛行と撮影のみならず、事前のプランニングや情報管理に至るまで、トータルで創造的なドローン体験を実現します。
DJIのFPVドローンは、パワフルな推進力、優れたバッテリー駆動時間、耐風性を兼ね備え、外観・機能性ともに圧倒的なクオリティを誇る機体。超広角150°FOVや最大120fpsのHD動画伝送などが特徴です。
株式会社yan’sは、今後も引き続きドローンを配備し、3次元測量や設計・施工計画の作成、施工、検査などの作業を遂行します。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000126807.html
(文・Higuchi)