同プログラムに参画する神戸市内企業5社の課題テーマを発表し、革新的な事業開発にチャレンジしたい共創パートナーの募集を開始しました。
今年2年目を迎える「Flag」の特徴
「Flag」は、神戸の企業が、よりつながり・拡がることで、地域産業全体の活性化につなげるため、2022年にはじまったオープンイノベーションプログラム。2022年度は111件マッチング、32社とのディスカッション、共創機会を創出しました。同プログラムは、各社社長や役員クラスがオーナーとなり事業創出にコミットする体制を整えています。
また、採択された事業アイデアに対して1プロジェクトあたり最大40万円の事業検証費用サポート、プロジェクト進捗・成果を神戸市・事務局が情報発信する認知拡大サポートなども特徴のひとつでしょう。
神戸市内中小企業5社が課題テーマなどを発表
今期は、神戸市内中小企業の5社が参画。特色ある各企業が、既存事業の枠組みを超えようと課題解決に向けたテーマを旗(Flag)として掲げ、革新的な事業開発にチャレンジしたい共創パートナーを募集します。例えば、株式会社センサーズ・アンド・ワークスは、「自社開発センサと人検知技術により にぎわい・安心・安全を実現させる新たなサービスの創出」という課題テーマを提示。赤外線センサで取得した人流データに付加価値を持たせた新たな視点での調査・分析サービスの創出などに取り組みます。
また、株式会社好日山荘は、「人生100年時代 心身共に豊かなアウトドアライフを過ごしていただくための、健康に寄与するサービスの実現」を課題テーマとし、「山×エンタメ」「山×VR」をはじめとする、山の新たな楽しみ方を提案するサービスの創出を目指します。
このほか、足や靴の画像データ収集・解析で子どもの足の健康や靴選びをサポートするソリューション創出などを目指すラッキーベル株式会社、農家と法人/個人が持続的につながるプラットフォーム構築などを目指す株式会社小池農園こめハウス、日本のものづくりを持続可能にする仕組みを創出したい伊福精密株式会社が参画しています。
参加資格やスケジュールについて
共創パートナー企業のエントリーは、2023年9月5日(火)まで(複数企業へのエントリー可)。プロダクトや技術を有し、事業化に取り組むことができる法人・団体であれば、企業規模は問いません。ただし、2023年9月20日(水)開催のMatching Day(オンライン)および10月26日(木)のBUSINESS BUILDに参加できることが条件です。
応募締切後、2週間以内に書類選考結果と面談日時が通知され、書類選考を通過した企業はMatching Dayなどを経て、10月よりインキュベーションを開始。BUSINESS BUILDでのワークショップなどで共創ビジネスアイデアの骨子を創り、2024年3月5日(火)のDEMODAYに臨みます。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000459.000037194.html
公式サイト:https://eiicon.net/about/kobeoi-flag2023/
(文・Higuchi)