株式会社徳間書店は、京都大学教授で哲学者、NTT「京都哲学研究所」の代表理事を務める出口康夫氏による“AIと人間のあるべき関係”を問う『京大哲学講義 AI親友論』を、2023年7月31日（月）に発売しました。

AIと人間の関係を哲学の視点で読み解く1冊

ChatGPTなど生成AIの登場により、AIがよりリアルに感じられる時代となり、まもなくシンギュラリティ（技術的特異点）がやってくると言われています。

そんな中、人間がAIに支配されてしまうのか、それともAIが人間に支配されるのか、と真っ二つに割れるAI論争に、新たな論点を放つのが出口氏です。

『京大哲学講義 AI親友論』は、「哲学」というまなざしを通して繰り返すさまざまな思考実験により、AIとの付き合い方をあらためて考えるきっかけを与えてくれるでしょう。

ここから先の未来、敵だとみなす前にAIと共存し、親友になるためにはどうすればいいのか。AIと人間の関係性の転換点となる今こそ読みたい一冊です。

全7講＋座談会を収録

『京大哲学講義 AI親友論』は、「さまざまなAI」「AIと自由」「仲間としてのAI」「AIに倫理を装備する」など、全7講（章）で構成されています。

また、「AIと人間は親友になれるのか」をテーマとした座談会も収録。

パネリストには、『アダム・スミス―『道徳感情論』と『国富論』の世界』著者である堂目卓生氏（大阪大学）、大阪・関西万博にてシグネチャーパビリオン「いのちの未来」を公開する石黒浩氏（大阪大学）、自動運転などの先進運転支援システムを研究する青木宏文氏（名古屋大学）といった豪華な面々が登場します。

同書は、四六判・208ページ、1,815円（税込）にて販売中。電子書籍も同時発売されています。

参考元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000572.000016935.html

『京大哲学講義 AI親友論』冒頭の試し読み：https://www.tokuma.jp/files/actibook/630506/

公式サイト：https://www.tokuma.jp/book/b630506.html

（文・Higuchi）