Google Glassと連動する料理アプリ
最新のテクノロジーの力を借りて、そんな料理初心者を応援するツールが登場している。食品関連サービスを提供するGressingham Duckが、広告制作のKnitとパートナーシップを組み、誕生したのが「cook along app」だ。
このアプリの1番の特徴は、Google Glass向けに特化されている点。料理の初心者にとっては、調理器具や材料を用意するのも、包丁を持って切る作業も、何から何まで不慣れで手一杯。いちいちレシピ本のページを開いたり、スマートフォンやタブレットをタッチ操作しながら、それらの作業をつつがなくおこなうのは、実に難しいことだろう。
ハンズフリーなので調理に集中できる
そこで便利なのがウェアラブルデバイスであるGoogle Glass。ハンズフリーで調理に集中できるというわけだ。必要な材料の用意から調理法まで、ステップごとに1つ1つの調理手順を音声で指示してくれる。また、必要に応じて動画やテキストなどの情報も適宜表示する。
料理初心者はその指示に従って、落ち着いて調理ステップを進めていける。ユーザー自身も、音声でアプリに指令を送ったり、ジェスチャーで操作することができる。
スマホの画面を汚す心配もなし!
ハンズフリーなので、調理の手を止めることなく作業を進められるし、調理材料にまみれた汚れた手でタブレットをタッチしなくてもよく、衛生的なのもよいところ。
また、料理初心者だとレシピを探してくることからして、すでに気が遠くなる作業かもしれないが、Duckが保有している膨大な数のレシピから、きっとこれは!というレシピが見つかるはず。
調理という昔ながらの作業と、Google Glassのような最新技術とのドッキング。こういった試みは今後もますます増えていきそうである。
cook along app