AI技術を活用した高精度な車両認識
電脳パークは、AI技術を活用した新しいコインパーキングシステム。車両の出入りの映像をリアルタイムでクラウド上にアップし、すべての情報をサーバーにて管理します。同システムでは、AIアルゴリズムを搭載したAIカメラが駐車スペース内の車両を認識。車両が一定時間駐車すると対象となる駐車スペースの駐車時間を記録しはじめ、出庫するまでの時間を計測して料金を自動計算します。
クレジットカードやPayPayなどを使ってスマートフォンによるキャッシュレス決済が可能なため、精算機は不要。現金精算機をなくし、オンライン決済にすることで、駐車場オーナーが集金にかける手間やコストを削減します。
ランニングコストやトラブル発生が減少
電脳パークでは、パーキング開設に必要な機器はAIカメラのみ。従来のロック板、ループコイルセンサー、精算機などを設置するパーキング導入コストと比較すると5割以上の費用削減が可能です。初期コストの回収期間が短くなり、駐車場オーナー側の収益の黒字化が早まります。
また、設置機材が少ないため、精算機やフラップ板による接触事故などのトラブル発生リスクが少なく、ランニングコストやトラブル発生を大幅に減少させることができます。
迷惑駐車を防止し、事業化・収益化へ
電脳パークのサービス開始時には必要な設置物が少ないため、建物と建物の間の狭小スペースでも運用が可能です。今までコインパーキングとして活用できていなかった土地でも収益化を実現します。また、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの店舗や商業施設の駐車場に電脳パークを導入すれば、長時間の迷惑駐車や施設利用者以外の駐車の防止にもつながるとのこと。
迷惑駐車を防止しつつ、駐車場の余剰地を電脳パークとして利用することにより、事業化・収益化を目指せるでしょう。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000069896.html
(文・Haruka Isobe)