昨今は、ChatGPTのベースとなる大型言語モデル「GPT-4」の企業での活用が期待されている一方で、個人情報の流出といったセキュリティに関するリスクが指摘されています。
また、ChatGPTの利用には無料プラン・有料プランともに個人がOpenAIのアカウントを取得することが必要で、法人契約のオプションがないようです。
そこで株式会社ObotAIは、OpenAIアカウントの取得が不要で、法人単位で利用可能な、ChatGPTを組み込んだ社内向け生成AIツール「ObotSERVE Biz」をリリースしました。
業務効率化・社内でのAI活用促進をサポート
ObotSERVE Bizは、ChatGPTのAPIを利用して開発されたものなので、ObotSERVE Bizでのやり取り履歴は学習データとして利用されません。企業におけるChatGPTの利用に関するセキュリティ上の懸念を解消する形で、安心・安全に運用できるサービスです。
セキュリティ万全な自社専用の環境でChatGPTを利用でき、一般的な会話のほかにも、ビジネス文章の作成や要約、資料作成、FAQ作成など、企業における社員の業務効率向上に寄与する機能を多数搭載しています。
文章・見積書・発注書などを自動で作成
ObotSERVE Bizでは、デザインや色など企業ごとにカスタマイズでき、利用する項目ごとにプロンプトをあらかじめセットした状態で提供します。ビジネスソフトやアプリ、ウェブサイトなど、自社環境や業務内容に最適なものと連携することが可能。
さらに、日常業務でよく作成する文章・見積書・発注書・覚書・資料・翻訳などを、自然言語で自動作成します。
管理画面からさまざまなパラメータを調整することで、精度の高い生成を実行できます。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000036236.html
(文・Haruka Isobe)