GOVAN、およびフォロフライ社製EVの移動販売車としての導入は、今回が日本初となるとのこと。
グリーンコープふくおかは配送用を中心に約550台の車両を用いており、今後は脱炭素社会実現を目指し、順次すべての車両のEV化を推進していく予定です。
充電マネジメントサービス「GOVAN」
商用EVの充電に際しては、運航スケジュールや電気使用量にあわせた充電計画を策定する必要があるといいます。一般的な商用EVの充電システムでは車両ごとの充電計画を充電器ごとに設定しているため、各車両に最適化された充電を行うには、車両ごとに決められた充電器を接続する必要が生じてしまうそうです。
EV用充電システムの導入支援、日々の運用までのEV充電マネジメント業務をトータルサポートするGOVANでは、充電器側が車両を認識します。
同機能によって、駐車場のどの充電器に接続しても、車両ごとの充電スケジュールが適用されるようになり、ドライバーは駐車位置を気にする必要がなくなるため、効率的なEV運用が可能です。
グリーンコープの脱炭素社会実現への取り組み
グリーンコープでは積極的なEV導入のほかにも、脱炭素社会実現に向けた取り組みを推進中です。グリーンコープの各事業所では可能な限り一般社団法人グリーンコープでんき(以下、グリーンコープでんき)が供給する電力を利用しています。グリーンコープでんきの提供する電気は原発フリーで、バイオマス・太陽光・小水力・地熱を利用した化石燃料に頼らない発電方法で作られています。
また、電気自動車を導入する事業所では、完全にカーボンニュートラル化された電気を利用。
今後、グリーンコープは電気自動車を動かすためのカーボンニュートラルな電力供給を含め、脱炭素化を推進していく方針です。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000123722.html
(文・Haruka Isobe)