成長企業のトレーニング不足課題
製造・外食・建設・物流などを中心に、海外展開・M&A・新規事業・拠点立ち上げといった積極採用による現場研修が増加している近年。そのなかで、働き方改革におけるリスキリング、EV関連など新製品開発への工場ラインの入れ替え、ベテラントレーナーの引退、コロナ後のリモート化に伴う顧客/代理店トレーニングなど、新時代に対応するためのトレーニングの機会も増加しているといいます。
しかし「構造的にトレーナー数とトレーニング需要がアンバランスになっている」「現場研修に多額の費用がかかる」といった問題があるとのこと。
海外で数十店舗を展開する飲食企業では、トレーニング不足により年間数%(数億円)の売上ロスや、海外展開が計画から遅れている…などの弊害が出ているようです。
こうしたトレーナー不足の課題を、3Dを使った現場研修のセルフラーニング化とリモート化で解決するのがビートレです。
「現場研修のリモート化」を実現する3Dトレーニング
ビートレは、あらゆるデバイス(VRヘッドセット、デスクトップ、タブレット、モバイル)で利用が可能。新入社員が1人で何度でも練習できるセルフラーニング用コンテンツと、遠隔からトレーナーが参加して説明することができるリモートトレーニング環境の両方を備えています。インストラクション付きのセルフラーニングモードでは、音声と掲示板の指示に従い、実際に作業を実施。
実際の現場のように、さまざまな角度から製品を見たり、動かしたりしながら、自分のペースで学習を進められます。
スコア表で、自分のトレーニング状況を確認することも可能。
また、管理者は全社員の研修実施状況を一覧で確認し、現場社員に適切に研修が実施されているか、新入社員がどこでつまづきやすいか、などを把握できます。
ビートレを導入することで旅費・時間の削減ができるほか、3D空間でトレーニングを受けることでOJTのような現場に近い研修を実現します。
パートナーシップ提携の背景
Potlatch社は、より多くの企業にビートレを導入してもらうことを目的に、自動車業界、製造業、外食業界などを顧客に持つ企業とのパートナーシップを積極的に進めています。一方ARK CONSULTING社は、主に総合コンサルファームおよび⼤⼿SIer出⾝者が構成されたコンサルティングファームで、クライアント課題を解決するITコンサルティングサービスの提供を主⼒事業としています。
特にSAP製品の導入(構想策定含む)案件の経験者が多く、上流~中流工程のシステム導入案件を中心にPJに参画しているとのこと。
そのなかで、トレーナー不足の課題を抱える顧客に対してVRトレーニングを提供したいと考えていたところ、Potlatch社と出会い、パートナーシップの提携に至ったといいます。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000110387.html
(文・Haruka Isobe)