同ソフトでは、これまでVR空間上の仮想人物を相手に、ビジネス会議や会食での会話など決められたトピックを題材とした英会話を練習することがメインであり、フリートークの練習には限界があったといいます。
そこで今回、同社はSmart TutorにChatGPTを実装。仮想人物を相手にした「トピックを限定しないフリートーク練習」が可能となり、ユーザーは実際の人間を相手にしたような、より実践的な英会話練習ができるようになります。
VR空間でAI搭載のヒューマン・ホログラムと英会話
Smart Tutorは、VR空間でAIを搭載したヒューマン・ホログラム「Holosapiens(ホロサピエンス)」を相手に英会話トレーニングを行えるソフト。一定時間の練習後、AIがユーザーのパフォーマンスを、発音・スピーチペース・アイコンタクトなどの評価指標をリアルタイムに分析し、客観的にスコア化します。
ビジネスマンの個人顧客をメインターゲットとして提供が開始された同ソフトですが、昨今は法人顧客や高校や大学、専門学校などといった教育機関の顧客も増加しているとのこと。
ChatGPT搭載の「AI Teacherモード」
今回ChatGPTを搭載した「AI Teacherモード」では、自然な会話練習が可能なだけではなく、最新のAI機能により、ユーザーが細かく正確なフィードバックを瞬時に得ることができます。VR上の仮想人物が練習相手なので、相手が人間のときのように気疲れしたり失敗への恐怖や恥ずかしさを感じたりすることがありません。心理的なストレスなくスピーキング力を高められるでしょう。
日本語を表示するサポート機能があるので、英語が難しいと感じる初級者でも安心して使えます。また、自分のスケジュールに合わせていつでもどこでもレッスンできるので、予約は必要ありません。
発話全体・文法のフィードバックを受けられる
AI Teacherモードでは、英語の正確性を評価するだけではなく、発話している際の態度や発話内容に対してなど、全体的なフィードバックを得られるので、会話に必要な力を総合的に高められます。正しくない文法に対し、どの部分に問題があったのか、どうしたらより自然な言い方になるかといった具体的なフィードバックも得られます。
そのほか、通常の練習コースで学んだフレーズが、AI Teacherとの会話で実際に使うようパネル上に提案表示されるので、学んだフレーズを実際の会話ですぐ練習することが可能。応用力を効率的に向上できます。
AI Teacherから提案されたフレーズを会話のなかで使えた場合、表示されたフレーズの横にチェックマークがつき、その使用方法が適切だったかどうかについてフィードバックを受け取れます。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000050432.html
Smart Tutor 公式サイト:https://www.plusone.space/
(文・Haruka Isobe)