そしてこのたび、同社の日本法人である日本オーチス・エレベータ株式会社(以下、日本オーチス)が、同サービスを発売しました。
運行状況の可視化・トラブル予知・遠隔操作などが可能
「Otis ONEサービス」では、エレベーターのスマートセンサーから大量のデータを収集してリアルタイム監視と分析を実行。保守を担当するサービスエンジニアに、パフォーマンスやトラブルの予知予防に関する情報を提供します。また、エレベーター故障時に遠隔で調査・操作することが可能。エンジニアが多くの問題を遠隔操作で迅速に解決できることで、運行復帰しやすくなります。
なお、同プラットフォームに接続されたエレベーターは利用頻度が少ない休日や深夜など、いつでも遠隔点検を実施可能。これにより、利用者が多い時間帯のエレベーターの稼働時間を伸ばすことができます。
情報配信やビデオ通話ができるディスプレイを搭載可能
「Otis ONEサービス」を備えたエレベーターは、動画・ニュース・天気・建物やエレベーターの運行に関するお知らせなどを表示する「eView エレベーター映像表示システム」を、かご内に搭載可能です。緊急時には、ディスプレイから双方向ビデオ通話でカスタマーサービス「OTISLINE」に接続できるため、救助の到着を待つ乗客の不安を和らげる助けになるでしょう。
日本オーチスは、エレベーターのリモートサービス「Elite Service」を2008年に導入。今回の「Otis ONEサービス」発売によって、新次元のコネクティビティを実現し、建物のパフォーマンスを高めながら乗客にシームレスな体験を提供するとのことです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000020254.html
(文・Higuchi)