“目の外遊び”をサポートすることで、近視の発症予防・進行抑制に期待できるとしています。
今回は、そんな「Kubota Glass」について紹介しましょう。なお、同デバイスは、医療機器ではありません。
急増する近視人口、その要因は?
昨今、日本を含むアジア諸国を中心に、近視人口が急速に増加していると言われています。その大きな要因として考えられているのが、スマホやPCなどの近見作業の増加と野外活動の減少です。窪田製薬HDによると、視力と住環境に着目した研究は数多く、野外で過ごす時間が長いほど近視の発症率が低くなり、また近視の進行速度低下と相関する可能性があるとのこと。また同社によれば、海外諸国では屋外活動による近視予防の取り組みが実施されているといいます。
野外環境を再現するARデバイス「Kubota Glass」
そこで窪田製薬HDは、野外環境を再現するARデバイス「Kubota Glass」を開発。生活リズムにあわせて1日数時間かけるだけで、“目の外遊び”を実現します。同デバイスは、「遠くを見ているような映像環境」「自然光に近い広い波長」「野外環境の明るさ」といった野外活動における3つの特徴を、マイクロLEDで再現しています。
また、サイズによるものの約40gと軽量のため装着時の負担が少なく、6歳から使用できること、国際的な医療機器規格のISO13485を取得していることなども特徴です。
「Kubota Glass」取扱店、法人モニターも募集中
「Kubota Glass」は、東京飯田橋の直営店および窪田製薬HDのECサイト、日本国内の一部眼科・眼鏡店で取り扱っています。また、2023年4月1日より、株式会社アイ・トピアが展開する「メガネストアー」の一部店舗でも販売を開始しました。
さらに、2023年6月26日(月)~7月31日(月)の期間、スタートアップの創出と事業運営を支援する「Sony Startup Acceleration Program(SSAP)」による新規事業⽀援サービスの一環として、「Kubota Glass」の法人モニターを募集しています。なお、モニターは1名から参加可能です。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000162.000015876.html
(文・Higuchi)