尖ったビジネスモデルや高い視座を持つスタートアップを連続的に輩出し、スタートアップエコシステムを活性化する新たなモデルケースを構築することを目指します。
プログラム概要、参加資格
同プログラムでは、起業に関心のある学生や若手社会人などを対象に、起業家輩出プログラム「FUKUOKA STARTUP ELITE」を実施。参加費は完全無料で、期間は2023年6月~2024年2月を予定しています。具体的な参加資格は、急成長する事業をつくる意欲を持ち、同プログラムに主体的に参加できること。福岡市での起業を検討している人はもちろん、同市内で起業した人や同市外で起業し将来的に同市への移転を検討している人も参加できます(VCなどからの資金調達を受けていないこと)。
参加者のレベル・進捗・希望に合わせて参加できる
同プログラムの大きなポイントは、プログラム期間中は応募を通年で受け付けること、参加者の起業準備の進捗段階に合わせて5つのステージを選択・行き来できること、希望者は途中から起業支援者としてのキャリア支援プログラムに参加できることなどです。プログラム期間中は、それぞれのステージでワークショップの開催やメンターによる壁打ちなどを実施。
また、先輩起業家・投資家・起業支援者を招聘するキックオフイベントや、資金調達ステージに到達した参加者を対象に資金調達を懸けたデモデイ(成果発表会)などを開催します。
第一回キックオフイベント開催
2023年7月9日(日)13:00~16:00に、福岡市中央区のFukuoka Growth Nextにて、第一回キックオフイベントを開催します。同プログラムの内容説明、『起業は意思が10割』著者の守屋実氏と『起業の科学』著者の田所雅之氏による対談、交流会などを予定。学生や若手社会人へ起業や同プログラムに対する興味を引き出し、参加を促すイベントです。
ガイアックスのスタートアップスタジオ
スタートアップスタジオは、エンジニア・デザイナー・マーケターなどのプロフェッショナルが集結し、社内外の新しいアイディアに対して適切なサポートを提供することで、同時多発的に複数の事業を立ち上げる組織。ガイアックスのスタートアップスタジオは、ファウンダーの8割が現役学生〜新卒3年目であること、事業アイデア構想段階から資金調達まで伴走支援することなどが特徴です。
ガイアックスがスタートアップスタジオとして自治体のプログラムの運営委託を行うのは今回が初。今後は自治体と連携した起業家輩出にも注力する構えです。
ちなみに、福岡市は2012年に「スタートアップ都市ふくおか」を宣言し、独自のスタートアップエコシステムを構築。開業率は日本の大都市の中では4年連続1位となっています。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000560.000003955.html
「FUKUOKA STARTUP ELITE」公式サイト:https://fukuoka-startup-assist.jp/
(文・Higuchi)