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誰でもNFTを使ったサービスが作れる!プラットフォーム「Vega」最新バージョン公開

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Tales & Tokens(以下、T&T)は、NFTを使ったサービスを構築するためのプラットフォームの最新バージョン「Vega」を公開しました。

小さく始めて長く続けるプロジェクトに最適

T&Tは、NFTを使うことによって持続可能性・透明性・相互運用性の高いサービス「NFT as a Service」を構築するためのプラットフォームです。

ブロックチェーンの特性をいかしてシステムの維持にかかるコストを最小化・分散化させられるため、小さく始めて長く続けるプロジェクトに向いています。特にゲームやメンバーシップなどの用途で活躍します。

簡単に動的NFTを閲覧・編集できる

T&Tはこれまで、「NFT as a Service」の実現のために、動的NFTの制作機能、ユーザーの行動をブロックチェーンに記録するチェックイン機能、多彩な特典を表現するユーティリティ機能などを提供。今回の「Vega」からは、どのプロジェクトでも簡単に動的NFTを閲覧・編集できる共通ウェブアプリを「ベーシック版」の基本機能として提供しはじめます。

これによってNFTの受け取り、確認、場所やイベントへのチェックイン、ユーティリティの使用が可能となります。

なお、T&Tを利用したプロジェクトとしては、すでに「Game of the Lotus 遠野幻蓮譚」や「燕三条NFT 匠の守護者」などがリリースされています。これらはいずれも、独自にカスタマイズを加えたウェブアプリを持つ「アドバンス版」となります。

T&Tの基本機能

T&Tの基本機能について紹介します。​T&Tのスマートコントラクトは、Solidityで記述されており、EVM互換のチェーンに展開することができます。

現時点でPolygon(Mainnet、 Mumbai)、Astar(Shibuyaのみ)にも展開されています。Solidityで表現されるものは、NFT(ERC721)のみならず、ゲームを構成するワールド、キャラクター、アイテム、イベントが含まれています。

また、T&Tには、ユーザーがガス代を意識しなくて済むようにするリレーサーバー、複雑な処理を実施するバックエンド、優れた体験を享受できるようにウェブアプリケーションなどが存在しています。つまり、T&Tとは、オンチェーンのみならず、オフチェーンに存在する仕組みでもあります。

同社では今後のロードマップとして、プロジェクト運営者が自らのワールドを把握・運営・意思決定するためのダッシュボードの開発を予定しているそうです。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000124066.html

公式サイト:https://www.ttt.games/

(文・我妻歩実)

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