同サービスの提供は、経費精算・管理クラウド「Concur Expense 」および交通系ICカード自動連携サービス「IC Card Integration」のユーザー企業が対象。旅費精算における正確性の向上とガバナンス強化、業務負荷軽減を実現します。
「Concur Expense 」と「IC Card Integration」
「Concur Expense 」は、あらゆる支払い情報を自動連携し、時と場所を選ばす経費精算ができるクラウドシステム。デジタル上での申請・チェックで承認レス化を実現し、経理DXを推進します。「IC Card Integration」は、「Concur Expense 」にSuicaやnimocaなど交通系ICカードの情報を自動連携できるサービス。企業の経費精算のうち50%以上を占めると言われる、近隣交通費精算の業務効率化とガバナンス強化を両立します。
PASMOの利用履歴データを自動連携
今回発表された新サービスでは、鉄道やバスに乗る際にPASMOを利用すると、最短で乗車翌日にPASMOの利用履歴データが「Concur Expense」に自動連携されます。これにより、旅費精算の際、リーダーなどにPASMOの利用履歴を読み込ませる作業が不要となり、申請漏れ防止に加えて入力業務負荷を削減することが可能。データの改ざんは不可能であり、誤入力のない状態で申請されるため、承認者・経理部門のチェックの負担が大幅に軽減します。
なお、同サービスの対象となるPASMOは、「記名PASMO」「モバイルPASMO」「Apple PayのPASMO」の3種類。連携の対象となるデータは、PASMOで利用した鉄道・バス・タクシーなどの利用履歴で、定期券区間の乗車履歴、その他物販履歴は除きます。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000048283.html
株式会社コンカー公式サイト:https://www.concur.co.jp/
(文・Higuchi)