![Nixie](https://techable.jp/wp-content/uploads/2015/01/Nixie.jpg)
リストバンドになる飛行ドローンカメラ
「Nixie」もウェアラブルデバイスだが、ちょっと既存のものとは一味違う。リストバンドのように腕に装着できるカメラであり、飛行ドローンでもあるというツールなのだ。
Intelのコンペで見事グランプリ受賞
この「Nixie」はIntelが主催するMake It Wearable Challengeというコンペティションに向けて開発されたもので、参加全10チームの中から見事グランプリを獲得した。Christoph Kohstall氏、Jelena Jovanovic氏らの開発チームが手がけたプロトタイプには、Intelの新型Edisonモジュールが使われている。面白いことに、当初は“飛行するメガネ”タイプを想定していたというが、現在のリストバンド型飛行ドローンタイプにモデル変更されたという。
![Nixie2](https://techable.jp/wp-content/uploads/2015/01/Nixie2.jpg)
ジェスチャーで指令、リモートコントロール可能
普段はユーザーの腕に巻きついたリストバンドのようだが、指令が送られると、腕から解き放たれて離陸し、中空を飛んで、ユーザーのダイナミックな写真を撮影し、その後ユーザーのところに戻ってくる。ドローンへの指令はジェスチャーでおこない、リモートコントロールが可能だ。
自分専用の携帯飛行ドローンは、ロッククライミングや自転車のアクション、登山、スポーツシーンなどで、自分のワイドショットの写真を撮影して楽しむことができそうだ。
「Nixie」では、動画撮影やパノラマモードなど、さまざまモードを搭載する見込み。「飛行して戻ってくるドローンを空中でキャッチして、リストバンドに変形させて腕に装着する」なんて、なんだかSFの世界の話のようである。
Nixie