カリキュラムの一部にアプリ開発を
同志社大学のソーシャルイノベーションコースとは、地域社会における具体的な課題解決能力を養成するためのプログラムです。本コースの教授である中島恵理氏は、Clickを地域課題を解決するツールとして利用しています。中島氏は、Clickを使用するなかで、カリキュラムの一部にアプリ開発が利用できないかと同社に相談。今回はClickの使い方を学ぶという内容でワークショップが開催されました。
起業・新規事業をノーコードで簡単にできるアプリ
NoCodeJapan株式会社が開発・提供している、ノーコード開発プラットフォーム「Click」とは、起業・新規事業をノーコードで簡単にできるアプリです。「Click」を使うことで、プログラミング言語の知識がなくても、直感的な操作によりユーザーの作成したいアプリケーションを開発することができます。
個人から法人まで幅広く活用できることも魅力。起業・新規事業でのアプリケーション開発は資金や開発リソースの確保に課題を抱えがちですが、「Click」を使うことで時間と費用を大幅に圧縮できることも特徴です。
時間・労力・資金必要なし
同サービスは、テスト導入からローンチまで、さまざまな事業フェーズのユーザーに合わせてサポートが可能です。まずは製品づくりからスタート。通常、アプリを使うビジネスは開発に時間・労力・お金が膨大にかかり、製品作りのフェーズでさえ資金調達や仲間集めに翻弄されてしまいます。ノーコードのアプリ開発ツール「Click」は、ユーザーが自分で制作できることから、これらの課題を解決します。
次に立ち上げとして、ユーザーの要望に合わせたブラッシュアップをスムーズに行うための機能・サポートを用意。最後に運用・拡大といった、三段階のフェーズにおいてサポートします。マネタイズ機能もあり、開発したモバイルアプリで収益化を図ることも可能です。
教授、学生から好反応
ワークショップを終えて、中島恵理教授は『この講義におけるClickの活用は、参加者たちが社会的な課題に対して柔軟な発想を持ちながらアプリを作成する手段として非常に効果的だと考えています』と述べています。また、学生からも『まさか自分でアプリケーションが作れるとは思っていなかった』『ビジネスモデルの方に集中ができるのでこれは便利だ』と驚きの声や喜びの声が上がりました。
本コースでは、受講生が今回のワークショップをもとに社会課題解決の一つの方策として、アプリ作成に取り組み、発表を行う予定です。
Clickのv3アップデートやClick Communityの設立を機に、今後、ワークショップや教育活動をプラットフォームの改善に役立てる方針です。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072565.html
公式サイト:https://click.dev/
(文・我妻歩実)