同実演会は、測量機器・レンタル・コンピューター・ 測量土木用品など幅広いニーズに応える商品を取り扱う株式会社岩手測器社の主催、FLIGHTS共催となります。
高性能INSなど搭載、公共測量に対応するレーザー
ドローン測量用のレーザー選びで「どれだけ正確な位置情報が取得できるか」は、精度に大きく関わる重要な要素。従来は、高い精度を実現するために“センサー”を重視した製品がほとんどでした。そんな中、「FLIGHTS SCAN」は、センサーの移動速度・姿勢・位置変化などを計測するINS(慣性航法システム)に着目。米国Inertial Labs社の高性能INSと、360度全方位型センサーを搭載しました。
これにより、国土地理院 公共測量における「作業規程の準則」の各種基準を満たし、高い精度を実現しています。
また、飛行前の待機時間が30秒、長時間の計測が可能、ワンクリックで点群の生成や着色が可能など、生産性を最大化するスマートなオペレーションも魅力です。
さらに、ドローンによる空からの測量のみに留まらず、MMS(モービルマッピングシステム)やハンドヘルドといったマルチユースに対応しているのもポイントでしょう。
実技パートと座学パートで「FLIGHTS SCAN」を学ぶ
今回の実演会は、岩手測器社 ICT研修センターにて、10:00~15:30で開催予定。対象者は、土木測量関連の業務に携わる人で、参加費は無料です。6月23日(金)23:59まで申し込みを受け付けていますが、定員に達し次第、早期受付終了となる場合もあります。
実技パートでは、「FLIGHTS PLAN」アプリによる“地形追従”飛行計画作成の実演、「FLIGHTS SCAN」を搭載した DJI製「Matrice 300 RTK」のデモフライトによるデータ取得の実演を実施。
座学パートでは、ドローン搭載型LiDARの基礎知識、「FLIGHTS SCAN」の製品概要や特長の紹介、実技パートでの取得データを用いた解析方法やデータ精度の説明を予定しています。
なお、実施時間やプログラム内容は、多少変更となる可能性があるようです。
次世代ドローンLiDARを用いて、測量業務の生産性向上を図りたい、業務の幅を広げたいという人はチェックしてみてはいかがでしょう。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000018381.html
(文・Higuchi)