今後もユーザーからのフィードバックをプロダクトに落とし込みながら、Web3でのセキュリティ体験の向上と、スマホ版の開発を進めていく構えです。
Web3での詐欺や盗難被害を防止する「KEKKAI」
NFTやメタバースをはじめとしたWeb3領域では、詐欺や盗難被害が急増中。2022年は被害総額が21年比で約290%の5000億円となり、今後の市場発展のためにも解決が急がれる問題となっています。「KEKKAI」は、そのような被害を防止する無料のブラウザ拡張機能です。
Metamaskなどのウォレットがトランザクションを実行する前にシステム内で取引をシミュレートし、結果を明示。危険な操作やコントラクトが検出された時には警告が表示されます。
SDK・APIサービスも提供中
KEKKAIは、「KEKKAI」に実装されている「トランザクションをシミュレーションする機能」と「詐欺取引を検知する機能」をパッケージング化したSDK・APIサービスを展開しています。SDKでは、3行ほどのローコードで簡単に実装可能。クリプトウォレットやその他DAppsのセキュリティUXを向上させることが可能です。
2023年4月に開始した、KEKKAIと台湾のCoolBitX社の業務提携により、CoolBitX社の「CoolWallet APP」にAPIを提供することが決定。これにより、今までのウォレットにはなかった新しいユーザー体験を提供します。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000115914.html
(文・Higuchi)