企業間の主要な決済手段の一つである「法人カード」の管理業務においては、アナログな業務課題が存在しており、月次決算の加速を阻害する要因となっているといいます。

調査によると「証憑（領収書や請求書）の回収に時間を要している」「証憑と利用明細との照合に時間を要している」など、経理業務における大きな課題があるとのこと。

さらに、2023年10月より開始するインボイス制度によって、受領した証憑が適格請求書の必要項目を満たすかどうか確認する必要があるなど、法人カード業務はさらに複雑化することが見込まれます。

そんな中、Sansan株式会社は、インボイス管理サービス「Bill One」のオプションサービスとして、「Bill Oneビジネスカード」を提供開始しました。

オンラインで一元管理！意思決定スピード向上

「Bill One」とは、Sansan株式会社が提供するインボイス管理サービスです。郵送やメールといったさまざまな方法・形式で届く請求書をオンラインで一括受領し、素早く正確にデータ化。

請求書をクラウド上で一元管理することで、アナログで非効率な請求書業務をデジタル化します。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応し、月次決算業務を効率化することで、企業経営における意思決定のスピードを加速します。

なお電子帳簿保存法や、インボイス制度で求められる要件や対応については、「Bill One」が対応するため、法改正の都度、業務フローを変更する必要はありません。

月次決算を加速させるカード

「Bill Oneビジネスカード」とは、これまで同社が培ってきたデータ化技術を生かして法人カードの課題を解決し、月次決算を加速する法人カード。

アナログな法人カード業務の効率化や、不正利用リスクへの対応、インボイス制度および電子帳簿保存法への対応といった特徴があります。

「Bill Oneビジネスカード」を使うことで、証憑の自動照合が可能になります。「Bill One」にアップロードされた証憑は翌営業日中にデータ化され、カード利用明細の金額と合致しない場合はアラート表示がされます。表示により、これまで経理担当者が目視で行っていた照合作業を効率化できます。

また、カード利用後は利用者に対して「Bill One」から自動で証憑アップロード依頼が届くため、経理担当者が都度利用者に証憑提出のリマインドを行う必要もありません。

証憑が適格請求書かを確認する機能を実装予定

利用するカードごとに、利用上限額や利用可能期間の制限、特定ジャンルの利用先排除を行うことができます。

また、発行した全てのカードの利用状況はリアルタイムで「Bill One」上に連携されます。この連携によって不正利用のリスクを低減します。

なお、Sansan株式会社は2023年10月のインボイス制度開始までに、カード利用後に受け取った証憑が適格請求書かを確認できる機能を実装予定です。

手間のかかるインボイス制度への対応工数を削減することができます。さらにカード利用後に提出された証憑は電子帳簿保存法の要件を満たした形で保存されます。

参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000438.000049627.html

公式サイト：https://bill-one.com/