一方、マーケティングリサーチは「調査コストの高さ」「調査期間の長さ」などが実施の際の課題とされています。今回紹介するヴィアゲート株式会社は、このような課題に取り組むため2023年2月1日に設立された企業です。
ヴィアゲート株式会社は企業活動において重要な価値創出をテクノロジーと情報によってサポートすることを事業の目的としています。現在は、マーケティングリサーチプラットフォーム「emomil(エモミル)」を開発中。同プラットフォームは、2023年冬頃にリリースされる予定です。
表情解析技術と視線計測技術を活用
「エモミル」は、スマートフォンカメラによる表情解析技術と視線計測技術を活用するプラットフォーム。独自のアルゴリズムを組み込むことで、消費者のデジタルコンテンツ視聴の調査・分析に特化し、インサイトデータを提供します。同プラットフォームは、観るだけでポイントが貯まる“ポイ活”アプリ「エモミル」とデータを分析しダッシュボードに表示する「エモミルリサーチ」によって構成されています。
企業は、調査するコンテンツを「エモミルリサーチ」から出稿することで、ポイント活用アプリ「エモミル」に調査案件として表示・視聴され、アプリを利用するユーザーを対象にデータ収集を行えます。
システムを通じてデータを分析
収集されたユーザーの視聴データはシステムを通じて分析が行われます。「エモミルリサーチ」のダッシュボードから、企業自らがより詳細な分析を行うことも可能とのこと。調査と分析によって得られた視線データから特徴的な視聴者群を特定し、その属性を確認することで、新たなターゲットとなりうる潜在顧客層の洗い出すといった活用方法も期待されます。
なお、「エモミル」と「エモミルリサーチ」は、2023年夏に無料のβテストが実施される予定です。
マーケティングリサーチに関する取り組みを進めている企業はチェックしてみてはいかがでしょうか。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000116494.html
公式サイト:https://viagate.com
(文・S.Inosita)