同サービスは月額3,900円(税別)~で利用可能。7日間の無料トライアルも用意されています。
VR建築シミュレーションも可能
「WHERENESS」は、ユーザー自身が撮影した360°動画や写真などのデータをクラウド上にアップロードし、編集・配信できるクラウドサービスです。
映像制作会社、クリエイター、建築・不動産会社、美術館やギャラリーなど幅広いユーザーの利用を想定した機能を搭載しており、360°コンテンツ制作やVR建築シミュレーション、アーカイブ記録といった機能を有しています。
臨場感そのままに「ありのままの体験」として残す
同サービスでは、360°コンテンツ制作に最適化したワークフローで編集から配信までをワンストップで実現。家族との思い出や、大規模なイベントや展覧会、企業・科学研究におけるフィールドワークの調査記録などを、臨場感そのままに「ありのままの体験」として残すことが可能です。
映像やインスタレーションといった時間軸を含む作品が多いコンテンポラリーアートにおいて、展覧会という身体的体験を記録保存することはこれまで難しいものでした。360°映像を使用することで、美術館やギャラリーなどの展覧会を身体性を保ったままアーカイブすることが可能となります。また、能や茶道といった伝統文化の体験記録にも活用が期待されます。
企業PRや人材採用領域における活用も
360°記録は、360°すべてが映るため嘘をつくことができません。透明性が高い“360°記録”というデジタルコミュニケーションツールを用いることで、視聴者との関係性構築や現場のリアリティを伝えることが容易に行えるようになります。同社によれば、企業のPR映像や、人材採用などの領域でも「WHERENESS」が活用できるとのこと。
編集機能も充実
「WHERENESS」のエディター画面では、テキストや画像、映像、PDFファイルなど様々な素材を360°空間内の好きなところに配置することができます。また、空間に合わせてタグの色や大きさを変えることもできます。レイヤー、スペースという2つのブロックを活用し、フロアがある多層階空間や、部屋が複数個ある広大な空間をそのまま再現。フロアごとに視点をまとめて、ドラッグ&ドロップで順番を編集することも可能です。
また、シーンリンクを好きな場所に配置して、視点間のルートを作成できるほか、撮影時に3Dスキャンをすることなく、空間的なつながりを再現できます。
様々な編集機能が実装されている「WHERENESS」。体験は360°映像で記録する時代がやってきそうです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000080122.html
公式サイト:https://actu-al.co/
(文・S.Inosita)