チャイルドシートに着席した状態を感知
Studio Whaleが開発した「Starfish」は、そんな事故をなくそうと作られた新しいシステム。小型GPSと重量センサーが内蔵された、手のひらに乗るくらいのサイズの本体デバイスと、専用のアプリで動作する。アプリはiPhone、Androidどちらにも対応。
本体デバイスはチャイルドシートの下側に設置する。センサーはシートの上に子どもが着席した状態であることを感知し、Bluetoothを通じて、親のスマートフォンの位置を追跡。子どもをチャイルドシートに着席させると、自動的にスマートフォンのアプリとの連動が開始され、“今、子どもが着席状態”というアラートを送ってくれる。
一定距離、車から離れるとお知らせ
アプリとの連動が開始されると、およそ20フィートという一定の距離を、安全圏エリアとして認定する。もし、親がその圏内以上離れた場合、子どもが危険な状態かもしれないと知らせるアラートを、親のスマートフォンに送信する。
緊急連絡先に自動でアラートも
さらに、そのアラート送信から5分経っても反応がない場合には、あらかじめ設定しておいた緊急連絡先に、最後に検出された親の位置を知らせてくれるようになっている。
複数の「Starfish」デバイスを、1つのスマートフォンに集約して管理することができるため、子どもが数人いる大家族でも安心だ。
「Starfish」1つで60ドルの価格になる見込み。人間であれば、誰しもうっかり、ということはある。だからこそ、子どもの安全のため、万が一のときに備える「Starfish」は、心強い味方になってくれることだろう。
Starfish