検品作業をAIによって効率化
ワイヤーハーネスの検品項目は多岐にわたり、負荷の高い作業とされています。検品作業をAIによって効率化することにより、作業精度向上や工数の削減を行うことができ、生産性の改善が期待されます。
また、AIには画像自動位置合わせ機能が実装されており、誤配線検知用色やテープ巻きつけ作業不良、圧着不良などのチェックが可能です。
今後、ガルム株式会社と株式会社ヤシマキザイは、AIによる研究開発を推進し、ワイヤーハーネスのみならず鉄道業界の様々な分野でAIによるDX推進を行います。
両社の強みを活かしたソリューションを構築
ガルム株式会社は、人口知能の研究と開発に取り組む会社。画像認識技術を活用したソリューションの提供を行っており、検品やインフラ管理の自動化、動作推定など様々なAIの開発に取り組んでいます。提案からソフトウェア開発、ハードウェア製造まで一気通貫での対応を行っていて、多くの現場に応用できるノウハウを持っています。株式会社ヤシマキザイは、1948年10月に設立された、鉄道分野を中核に交通インフラを事業領域とする専門商社です。2023年5月時点で、日本に12拠点、海外に11拠点を持ち、鉄道・交通ビジネスに強い専門商社として数多くのノウハウを有しています。
鉄道業界のDX化という大きな課題を解決するにあたり、ガルム株式会社のAIと株式会社ヤシマキザイのノウハウの親和性が高く、両社の強みを活かしたソリューションを構築することが最適であるという考えから、協業体制に至ったそうです。
両社が今後どのようなDX推進を行っていくのか。続報を期待して待ちたいところです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000116046.html
ガルム株式会社公式サイト:https://www.garm.co.jp/
(文・S.Inosita)