先日までクラウドファンディングで資金調達にチャレンジしていた「Pantelligent」は、専用のスマホアプリと連携することで初心者でも美味しく料理を作ることができるスマートフライパン。
目標を大きく上回り、日本円で900万円以上も資金を調達し話題となったこのフライパンについて紹介したい。
ポイントは「温度」と「時間」
「Pantelligent」の特徴を知る上でキーワードとなるのが"温度"と"時間"だ。
このフライパンには表面の温度を測るセンサーが組み込まれている。それを内蔵されたBluetoothを通じてスマホアプリに送り、スマホから温度をリアルタイムに知ることができる。
料理に慣れていない人にとってはハードルが高く、失敗の基にもなりやすい"火加減"の問題。スマホでフライパンの温度を常に確認できるため、焦がしたりする心配も少ない。
料理をサポートしてくれる細かいレシピ
とはいっても、フライパンの温度を知れるだけで美味しい料理が作れるかというと、そうでもない。
「Pantelligent」の専用アプリではこのフライパン用に作られたレシピがいくつも載っており、これを使う事で美味しい料理を作ることができるのだ。
このレシピの特徴は、材料や手順はもちろん、フライパンが何度の時にどの材料を入れ、いつひっくり返し、トータルで何分加熱すればいいかなど非常に細かい部分までサポートをしてくれる点。
ポイントごとにアラームや音声案内があり、フライパンの"温度"と"加熱時間"を最適化できるため初心者でも美味しい料理が作れるというわけだ。
2015年の夏頃が配送開始の目標となっているが、1日でも早く試してみたいフライパンだ。
Pantelligent