開発元は、WiL(World Innovation Lab)とソニーのコラボレーションによる企業、Qrio。さまざまな条件のドアに取り付けられるよう、世界最小(※2014年12月時点)の設置面積を実現。堅牢なセキュリティと圧倒的な使いやすさが功を奏し、クラウドファンディングサイト「Makuake」で、この度めでたく資金調達に成功した。
アプリで楽々操作!誰でも使える手軽さがポイント
「Qrio Smart Lock」は、日本国内における防犯対策としてポピュラーなドアロック機構、「サムターン」に被せる形状。
施錠・解錠は、スマートフォンアプリによってコントロール。LINEやfacebookなどの使い慣れたメッセージ機能を通じて、家族や親しい友人にURLの形で、電子キーを渡すこともできる。
動力源は、2本のリチウム電池。1回の交換で、500日ほど使用可能。電池切れでも予備電池に自動的に切り替わり、アプリからの通知やインジケーターの光で交換のタイミングを知らせてくれる。
工具要らずでカンタン設置。賃貸でも利用可
設置はいたってカンタン。ドライバーなどの工具を一切使わずに誰でも簡単に取り付けられるので、賃貸住宅でも問題なし。
ドアとの固定には粘着シートを用いているため、不必要になったときは、跡を残さずきれいにはがすこともできる。アルミを基調とするスタイリッシュなボディも魅力だ。
最近流行のシェアハウスを筆頭に、ホームパーティやベビーシッター、家事代行、宅配など、あらゆるシーンでの活用が期待される本品。配送開始予定は、5月中旬。「鍵を通して、ものづくりとインターネットの力で家の中をもっと便利に、楽しくしたい」という、作り手の想いがどう伝わるのか、今後の動向に要注目だ。
Qrio Smart Lock