両社は、総合旅⾏・ライフサービスアプリ「JegoTrip」の日本展開において協業。アプリ内に情報掲載・システム連携を希望する企業に対する営業を行います。
観光産業企業との連携を拡⼤
今回の提携により、正興らは「JegoTrip」と観光産業企業との連携を拡⼤する予定です。
海外での成功事例を元に、公共交通機関、旅行代理店、ホテルや温泉旅館などの宿泊施設をはじめ、飲⾷、娯楽施設やレジャー施設など⽇本国内の観光領域に関わる企業との連携・サービスの拡充を⽬指します。
正興は、「検索から予約までワンストップで⾏えるようにしたい」「地方にあり訪日中国人の集客に課題がある」といった企業の相談窓口となってニーズに沿った⽀援を展開。CMIは、アプリとの情報やシステム連携といった作業を担当します。
今後、訪⽇中国人のインバウンド市場規模のうち、60%の取引をこのアプリ内で完結させることを目標としているとのこと。
また、全国自治体との連携の試みも実施するほか、将来的には⽇本人観光客が中国を訪れた際に同様のサービスが利用できるアプリの開発を⽬指します。
6,000万人以上の中国人が使用する旅行アプリ
「JegoTrip」は、中国人向けのワンストップの総合旅行・ライフサービスアプリ。
ホテル・航空券・各種交通手段・レジャー体験などの検索・予約・⽀払いに対応しており、新たな情報発信や集客の手段として利用可能です。中国では2023年3月時点で、6,000万人以上がユーザーとして利用しているとのこと。
アプリは、グローバルデータ通信サービスに対応しており、SIMカード番号の変更や、Wi-fiルーターの持参などは不要。ホテルの予約は、全世界100万ヵ所で行えるそうです。
観光地の情報や、為替レートを確認する機能なども実装されており、AI翻訳や海外での携帯電話番号のレンタルといったサービスも利用できます。
新型コロナウイルスによる混乱が一段落し、中国人を含む外国人観光客の入国数も回復傾向にある昨今、「JegoTrip」のようなアプリの重要性はこれまで以上に高まっていくのではないでしょうか。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000108015.html
公式サイト:https://www.seiko-se.co.jp/
(文・S.Inosita)