ほんの一瞬でも運転中の居眠りは、重大事故につながりかねない。そうした悲劇を回避するためのガジェット「U-Wake」を、カルフォルニアのスタートアップが現在開発中だ。
・疲労度合いを数値化
U-Wakeはヘッドセットのような形状をしていて、額部分にバンドがくるように装着して使用する。そうすることで脳波をモニターし、独自のアルゴリズムで疲労度合いを測定する。
測定データはBluetoothで連携するスマートフォンのアプリに送信され、0〜100のスコアで表示される。数字が大きくなるほどリスクが高くなり、運転するには危険なレベルに達すると、スマホにアラームを送って休憩をとるように促す。
・家族にもアラーム送信
また、アラームは同時に家族などにも送られるように設定することも可能で、アラームを受け取った家族がドライバーにダイレクトに注意を促せる仕組みだ。
同乗者がいないときなどは特に、ドライブは単調になりがちだ。気をつけようと思っていても、眠気は一瞬でやってくる。自分でも認識しない疲労や眠気をモニターしてもらうことで、リスクの芽を早い段階でつめるメリットは大きい。
ハンドルを握ることが多い人は要チェックのこのガジェット、現在、資金調達サイトKickstarterでは185ドルの出資で入手できる。キャンペーンは2月1日までとなっている。
U-Wake/Kickstarter