その楽しさをネット通販の世界で再現したサービスが、このほど登場。世界初となる価格交渉通販サービス「HowMuch β」である。
イメージは、東南アジアの町の露店でのショッピング。サイト内に、価格交渉の相手となる「店長」キャラクターを設置。ユーザーは「店長」とのやりとりを通して、まるで本当に「値切り」をしているような、新しいお買い物体験をすることができるというもの。
気に入ったらすぐ入札!設定販売価格以上なら、即購入可
会員登録は無料。ユーザーは気に入った商品をみつけたら、希望価格で入札。売主が設定した最低販売価格以上であれば、すぐに購入できる仕組みだ。
価格交渉の回数は、商品ごとに決められており、その範囲内であれば何度でも入札することが可。さらに、SNSで商品情報をシェアすれば、価格交渉の回数を増やすこともできるという。
価格は交渉次第。スマホで得る値切りの快感
ネットオークションとの違いは、最後まで値段が釣り上がっていって、結局購入できないといった事態に陥らない点。価格が折り合えばすぐに購入できるし、交渉の手腕次第で、より安価に品物を手に入れることだって可能だ。
公衆の面前で値切るのは恥ずかしくても、ネット上なら堂々と押し通せる。露店慣れしていないデジタル世代も、これならOKだろう。
一方通行なネットショッピングの世界に、一石を投じた本サービス。この分野も、新たなフェーズに入ったのかもしれない。
HowMuch β