記事執筆時点(2023年5月11日時点)では、出資に関する合意内容の詳細などは発表されていません。
ミライロの発展を支援
ミライロは、2010年に設立された企業で、障害(バリア)を価値(バリュー)に変える「バリアバリュー」の視点から、「環境・意識・情報」の3つのバリアの解決策を提案する企業。すべての人が暮らしやすい社会の実現を目指した、ユニバーサルデザインのソリューション提供を行っています。同社の主な事業は、法人や自治体に向けたユニバーサルデザインのソリューション提供と「ミライロID」の運営。
カヤックは、ミライロの目指す多様な人々が暮らしやすい社会の実現に向けた個性的な取り組みに共感し、出資を行いました。
障害者手帳をスマートフォンで使えるようにするアプリ
「ミライロID」は、障害者手帳をスマートフォンで撮影して登録することで、端末から手帳を提示可能にするアプリ。飲食店やレジャー施設などでお得に使えるクーポンの提供や、障害者割引が適用された金額で購入できる、オンラインチケットを販売機能なども実装されています。2020年にはマイナポータルとのAPI連携もスタートしました。
障害者手帳保有者の生活のサポートだけでなく、事業者と障害者を繋げる社会インフラとしての役割が期待されているアプリです。
カヤックについて
カヤックは、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた体験を提供する企業。ゲームアプリや広告・Webサイト制作のほか、XRを活用したプロダクト・サービス企画開発などを展開。オンラインイベントプラットフォーム「Remobiz」も提供しています。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000634.000014685.html
公式サイト:https://www.kayac.com/
(文・S.Inosita)